もうひとつ広いレンジの特徴を持つ“楽器”としてスピーカーがあります。
ギターやベースキャビネットを録音する際にはスピーカーの音響的な影響を受けます。
ひとつひとつのスピーカーに指向性があり、角度や距離によって違った周波数特性が現れます。
スピーカーの中心は最も切れのあるサウンドを再現し、マイクロホンのその他のエッジの部分はより柔らかいサウンドを再現します。ラウドスピーカーが複数あり、低音と高音のスピーカーが別々の場合は複雑な出力を備えています。ほとんどのアコースティック楽器と同様に一番良い音は少しスピーカーから離れた場所で収音出来ます。
最も一般的なアプローチは、それぞれのスピーカーの近くにマイクロホンを置くことです。この慣習はこれまでのライブ中の経験から生まれました。ライブサウンド環境では、ほとんどのオーディオソースは近くに設置をされており、適切な雰囲気のピックアップ比を実現しています
単一指向性マイクロホンを近く設置すると軸から外れた音を除去し、フィードバックを最小限にします。
レコーディング環境では、ラウンドスピーカーキャビネットを隔離し、適切な収音の為に遠離マイクロホンテクニックを使用することが出来ます。遠距離と近距離(数フィート)両方にマイクロホンを設置することにより、実際の音楽と雰囲気の音のバランスを取るコントロールが可能になります。
ラウドスピーカーキャビネットの設置も音に多大な影響を与えます。
カーペット上にキャビネットを置けば明るさが減り、フロアよりも高く設置すれば低域を減らします。オープンバックキャビネットは前後両方からマイキングが出来ます。キャビネットと壁との距離も音に影響します。あなたのお好みの音を収音出来るまで楽器やマイクロホンの位置をいくつか試してみましょう


