マイクロホン:極性パターン

マイクロホン:極性パターン

マイクロホンの極性パターンは、方向や角度に対するマイクロホンの感度を表します。最も一般的なタイプは次の通りです
無指向性、カーディオイド、スーパーカーディオイド
 

カーディオイド

Microphone Cardioid Pattern
Cardioid polar pattern



カーディオイドマイクロホンは前面の音に対して感度が高く、逆に背面に対しては感度が低いです。無指向性マイクロホンに比べてフィードバックの除去に優れています。カーディオイドマイクロホンは音量の大きいステージ上での使用に適しています。




スーパーカーディオイド

Microphone Supercardioid Pattern
Supercardioid polar pattern



スーパーカーディオイドはカーディオイドよりも周囲の音を取り除くのに更に有効なマイクロホンです。背面部分の音も一部拾いますので、マイクロホンのポジショニングがとても重要になります。スーパーカーディオイドはフィードバックに対して有効なマイクロホンで、一つの音を大音量の環境で収音したい場合に最適です。

 




無指向性

Microphone Omniderectional Pattern
Omnidirectional polar pattern



無指向性マイクロホンは全ての角度で同じ感度を持っています。全ての方向から音を拾いますのでマイクロホンが特定の場所を向いている必要がありませんので、ラベリアマイクロホンに有効です。デメリットとしては、PAスピーカー等フィードバックに対して有効ではない点です。

 




Figure of Eight双方向性

Microphone polar pattern figure of eight
Figure of eight polar pattern



双方向性マイクロホンは前面と背面から収音をし、90度のサイドからは音を拾いません。リボンマイクロホンやラージダイアフラムマイクロホンなどがこのタイプのマイクロホンです。




極性パターンのシンボル

Symbol  Richtcharakteristik
 カーディオイド
 スーパーカーディオイド
 Figure of Eight
無指向性
 ハーフカーディオイド
 ハイパーカーディオイド

 

情報:近接効果
全ての指向性マイクロホン(カーディオイド、スーパーカーディオイド等)が近接効果を持っています。これはマイクロホンが音源に近づいたときにベースに反応し、温かみのあるサウンドを作る事を指します。プロの歌手は常にこの近接効果に気をつけています。マイクロホンを唇の近くに近づけて音の変化を試してみましょう