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シーリング・マイクロホンMXA910と最新のオーディオ・プロセッサーP300により シンプルな操作性とクリアな音質を実現
- 国土交通省 関東地方整備局 長野国道事務所

取材日:2018年5月24日

日本各地に広がる国道や河川をはじめとするインフラの維持修繕などを行う、国土交通省地方支分部局である地方整備局。ここは地震、大雨、降雪などの災害や緊急事態が発生した際に、関係各所と迅速かつ適切な対策を執るところでもある。今回取材した長野国道事務所では、この事務所が管理する県内の国道について、出張所の中心となり、災害時には情報の収集や判断をしている。この事務所に、シーリング・アレイ・マイクロホンMicroflex Advance MXA910と発売されて間もないIntelliMix P300オーディオ・プロセッサーが導入された。

 

 「このテレビ会議システムは、災害時に県内7ヶ所にある各出張所などとの連絡を取る大切なシステムです」。今回訪れた、国土交通省長野国道事務所で、システム導入の担当者は話す。

 災害という緊急事態に、すばやく、そして確実に各所と連絡するために求められる機能はシビアである。電源二重化はもちろん、素早く準備できることも求められる。「これまでと操作性はほとんど変わらず、誰でも迷わず、スピーディかつシンプルに扱えること。このシステムでは最優先事項です」。

 この場所は、普段の会議にも使われるため、常にテーブルの上にマイクを置いておく事ができない。そこで、準備時間の短縮も考え天井に設置するマイクが選定された。

 

■導入された機器

SHUREの会議用マイクロホン“Microflex Advance”シリーズには、独自のステアラブルカバレッジ技術を搭載した、天井に設置するMXA910とテーブルに設置するMXA310がある。いずれもブラウザーベースのソフトウエアを使用して収音したいエリアを指定。設定すれば、マイク本体にメモリされるので、常時PCを繋いでおく必要はない。長野国道事務所に導入されたMXA910は、最大8つの収音エリアをコントロールできる。

IntelliMix P300オーディオ・プロセッサーは、幅210×高さ40×226mmとコンパクトなボディには、強力なDSPが内蔵され“テレビ会議にフィットするベストな音質”に最適化されたアルゴリズムを持つ。アコースティック・エコー・キャンセレーション、ノイズリダクション、オートマチック・ゲイン・コントロールといった、マイクの音質をクリアにする機能、そして、様々な環境に最適化するためにIntelliMixオートマチックミキシング、マトリクスミキシング、ディレイ、コンプレッサー、イコライザー(パラメトリック型)も搭載。今回の事例同様、ノイズやエコーのないクリアな音声でのコミュニケーションが可能である。

  MXA910は、スタンダードになりつつあるオーディオ・ネットワーク規格Danteに対応していて、ケーブル1本だけでマイクの電源供給、音声信号、制御信号が伝送される。今回導入されたシステムは、IntelliMix P300間の接続というシンプルなものだが、Danteに対応する機器は日毎に増しており、高度かつ複雑なシステムも構築できる。

テーブルの上に設置されたMicroflex Advance MXA910。縦横60cmサイズのホワイトが使用された。内装とより自然に溶け込むようLEDを消して使用している。カラーだけでなく輝度(高輝度~無灯)が調整できる

MXA910の個別収音パターン図。各席、さらに多少離れた位置でも収音できる。

 “会議室でのテレビ会議”という使用シーンを想定して、音質改善機能を多数搭載したIntelliMix P300。Microflex AdvanceシリーズやMicroflex Wirelessシリーズのマイクロホンと共に導入することで、エコーやノイズのないテレビ会議を実現。モバイルデバイス、ラップトップPCをとの接続も容易だ

使用製品

シュア・ ジャパン株式会社

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