日本,

伝統ある青山学院大学に最新の音響システムを導入、
電波の込み合う立地で安心の音質を確保

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取材日:2019年4月23日

1949年(昭和24年)に開校した青山学院大学は、11 の学部/12の研究科を擁する日本を代表する私立大学の一つです。“青山スタンダード科目”と呼ばれる全学共通の教育システムを取り入れ、どの学部・学科を卒業したかに関わりなく、一定水準の技能・能力・知識・教養を備えた人材を育成しています。そんな青山学院大学では昨年、学内一の会議室である“大会議室”にMicroflex Complete Wirelessを導入。理事会や教授会など、重要な会議でのカンファレンス・システムとして活用しています。学校法人青山学院総務部担当部長兼法務課課長の稲村広志氏と、管理部施設課の野澤国次氏に、Microflex Complete Wireless導入の経緯と使用感についてお話を伺いました。(以下敬称略)

国際会議にも対応した大会議室。窓からは青山の街を一望できる。

 

 

学内一の会議室である“大会議室”に、Microflex Complete Wirelessを導入

 

——— 青山学院大学様には先頃、デジタル・カンファレンス・システム Microflex Complete Wirelessを導入していただきました。Microflex Complete Wirelessが導入された“大会議室”は普段、どのように使われているのでしょうか。

稲村 学校法人や大学のさまざまな会議で使用されます。学内にある会議室の中では最も大きく、設備が整った一番高いグレードの会議室であり、学校法人で最も重要な会議である理事会や、大学の教授会などもここで行われます。この他に 教職員を対象とした研修会や講演会、学会 などで使われることもあります。

野澤 “大会議室”が入る総合研究所ビルは、本学の研究機関である『青山学院大学総合研究所』の設置と同年、1988年に完成しました。最初に『青山学院大学総合研究所』を設置する構想があり、それに合わせてこの総合研究所ビルが建築されました。

稲村 『青山学院大学総合研究所』では、青山学院大学の教育水準の向上を目的に、学部の枠を超えてさまざまな研究を行っております。昨年度(2018年度)、学内で行われている複数の研究を統括する総合研究機構を新たに開設し、『青山学院大学総合研究所』もその中の一つとして位置付けられるようになったのですが、引き続き大学の大きな方針に基づき、さまざまな分野の研究を行っております。最近は産業界と交流する機会を積極的につくり、産学連携にも力を入れております。

 

——— “大会議室”のキャパシティについて教えてください。

野澤 席数は、テーブルがある状態では120席、テーブルがない状態では234席です。同時通訳のブースもあり、国際会議にも対応した設備になっております。

 

——— 開設から現在に至るまで、何度か改修は行われたのでしょうか。

野澤 設備は手入れして使っていても、老朽化していくものですので、空調や電気周り、音響機材の改修を何度か行いました。これまでには、プロジェクターを取り付け、照明をLEDにするなどのリニューアルも実施して参りました。内装や雰囲気は、開設時から大きく変わっておりません。

お話を伺った管理部施設課の野澤氏

 

Microflex Complete Wirelessによってノイズの問題を解消

 

——— 今回、“大会議室”のカンファレンス・システムを更新されたきっかけから教えていただけますか。

野澤 ワイヤレス・マイクは、この会議室を開設したときから使用しており、昨年まで使用していたカンファレンス・システムは2009年の改修時に導入しました。今回の更新のきっかけは設備の老朽化だったのですが、以前のシステムは無線LANと同じ2.4GHz帯のものでしたので、ノイズが乗ってしまうことがありました。

稲村 以前よりノイズの問題は深刻で、理事会の最中にどこかで無線LANを使用すると、声が聴き取れなくなってしまうこともありました。会議の出席者からも、“何とかならないのか”とお叱りを受けたこともありました。

 

——— カンファレンス・システムを更新するにあたり、いくつか選択肢があったのではないですか。

野澤 最初は以前使用していたシステムと同じメーカーのものを検討していました。しかし最新機種で見積もりを取り寄せたところ、高額な割には無線LANの帯域とは完全に分離できないことが分かりました。かなりの費用になるのにも関わらず、ノイズの問題が解消されないのでは意味がありません。他には赤外線を使ったシステムも検討しました。そちらはコスト的には良かったのですが、天井に四角い大きなアンテナを12個取り付けなければならず、意匠的な部分で問題がありました。

 そんな折、導入業社の通信機工事さんにご紹介いただいたのが、ShureさんのMicroflex Complete Wirelessでした。既に以前のシステムと同じメーカーで更新しようと予算申請していた時期だったのですが、話を聞いてとても興味を持ち、ちょうど幕張で展示会が行われるということで見に行きました。それが2017年秋のことです。

 

Microflex Complete Wireless 40波を運用

 

——— 『Inter BEE』ですね。そのときの印象はいかがでしたか。

野澤 正直、その性能に驚きました。電波が多く飛び交う展示会場ですので、通信機器にとっては難しい環境なわけですが、ノイズがまったく乗っていない非常に明瞭なサウンドでした。そのときの展示では、確か30チャンネル程度使っていたと思いますが、安全なチャンネルを探して自動的に周波数が切り替わっていました。そのデモンストレーションを見て、これは凄いシステムだなと思いました。

 

——— その後、この場所でも試されたのですか。

野澤 はい。展示会場ですぐに担当者の方に交渉し、翌月、こちらの会議室でデモを行っていただきました。実際にここで使用して、2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応している点と、電波が可視化されている点が優れていると感じました。電波は目に見えないものですので、しっかり届いているか不安になることもあるのですが、Microflex Complete Wirelessはモニターに電波状況が表示されるので、確実に届いているという安心感がありました。そのときのデモには稲村さんにも同席頂き、とても好評だったこともあり、Microflex Complete Wirelessの導入を決断しました。以前のシステムと同じメーカーで更新した場合と比較して、2割くらい導入コストを抑えることができた点も評価されました。

 

——— Microflex Complete Wirelessを何波導入されましたか。

野澤 40波導入しました。理事会などでは議長が許可した人だけが発言できるルールになっておりますので、同時に喋るのは最大で3人になります。

 

——— 導入時、設置にあたっての障害は特にありませんでしたか。

野澤 特にありませんでした。アンテナも交換するだけで済みましたのでとても簡単でした。

 

——— 実際に運用されて、Microflex Complete Wirelessの使用感はいかがですか。

稲村 とても満足しています。理事会以外の会議を入れると、月に2〜3回は大きな会議で使用しているのですが、動作が安定しているので、我々も安心して見ていられるようになりました。これまではとにかくノイズがストレスで、それによって発言が止まってしまうこともあったのですが、Microflex Complete Wirelessを導入してからはノイズの問題は解消され、出席者の皆様からも大変好評です。使い勝手の面でもストレス・フリーで、ディスプレイによって誰が喋っているか瞬時に把握できるので、使いやすく安心です。

 

総務部担当部長兼法務課課長の稲村氏

 

——— 音質面はいかがですか?

稲村 非常にクリアです。ここでは「言葉がしっかり聴き取れるか?」という点が最も重要なのですが、まったく問題ありません。

 

——— 最後に、Shureというブランドに対するイメージをお聞かせください。

野澤 世界一のマイクロフォン・メーカーという印象です。Shureさんの製品は、この会議室の他にも講堂などさまざまな場所で使っておりますし、とても信頼できるメーカーだと感じております。

 

——— 本日はお忙しい中、ありがとうございました。

バックヤードから出して並べるだけなので、素早くシンプルな準備が可能

使用製品

シュア・ ジャパン株式会社

info@shure.co.jp