The Roots(ザ・ルーツ)

ザ・ルーツはメジャーでの大きな成功を逃したものの、このフィラデルフィアのグループはライブ・ラップの道を示した。80年代半ばにStetsasonicが提唱した「ヒップホップバンド – hip-hop band」の哲学をベースにして、コンサートやスタジオでのライブ演奏にこだわった。彼らのアルバムは調和に欠け、曲を前面に出すよりグルーブの構築に集中していたが、ザ・ルーツのライブは業界で最高だった。

ザ・ルーツのライブ音楽へのこだわりは、1987年にラッパーのブラック・ソート(Tariq Trotter)とドラマーのクエストラブ(Ahmir Khalib Thompson)がPhiladelphia High School for Creative Performing Artsで友人になったときに始まる。学校の周辺やストリートで演奏し、後にタレントショーにも出て(ブラック・ソートがラップし、そのバックでクエストラブがドラムを叩いた)、このペアはお金を稼ぐようになり、ベーシストのハブ(Leon Hubbard)とラッパーのMalik B.が仲間になった。ストリートから地元のクラブに活動の場所を移し、ザ・ルーツはフィラデルフィアやニューヨークのアンダーグラウンドシーンで有名になった。米国のヒップホップグループを代表するバンドとしてドイツでのコンサートに招待されたとき、そのショーで売るために彼らはアルバムを録音した。結果、1993年にRemedy Recordsから「Organix」をリリース。彼らの活動に業界が沸き立ち、いくつかのレーベルからオファーが来る中、ザ・ルーツはその年にDGCと契約した。

ザ・ルーツのメジャーレーベルでのファーストアルバム「Do You Want More?!!!??!」は1995年1月にリリースされた。通常のヒップホップスタイルを捨て、アルバムはサンプリングや前もって録音された素材を一切使わずに制作された。トップ100にもう少しのところまで到達したが、多くのヒップホップファンに無視された。代わりに、その夏にロラパルーザ(Lollapalooza)の第2ステージで演奏したことをきっかけに、「Do You Want More?!!!??! 」はオルタナティブの領域で多くの足跡を残した。バンドはまたスイスのモントルージャズフェスティバルに参加した。アルバムにゲストとして参加し、ツアーも一緒に廻った、「Godfather of Noyze」の異名をとるヒューマンビートボックスのRahzel (以前はグランドマスター・フラッシュやLL・クール・Jとプレイしていた)とScott Storch (後のKamal)が正式なメンバーになった。

1996年の初めに、ザ・ルーツはセカンドアルバムの先行トラックとして「Clones」をリリースした。この曲はラップのトップ5に入り、ニューアルバムのよい宣伝になった。この年の9月、「Illadelph Halflife」が発表され、アルバムチャートで21位になった。しかし、ファーストアルバムと同様に、ザ・ルーツの2枚目のLPは聴くのが難しいアルバムだった。メンバーがジャム・セッションでレコーディングした素材をサンプリングするなど、メインストリームのラップへの歩み寄りを見せたが、彼らのユニークなサウンド作りに失敗していた。ザ・ルーツのサードアルバム「Things Fall Apart」は批評家の受けもよく、商業的にも成功した。その年の後半に「The Roots Come Alive」をリリースした。

ザ・ルーツがMCAとのレーベル契約に興味を失っているという噂が流れる中、待望の「Phrenology」が2002年11月にリリースされた。2004年に、バンドはOkayplayerという会社を立ちあげ、状況は改善。彼らのウェブサイトにちなんで名付けられたOkayplayerはレコード・レーベルとプロダクション/プロモーション会社から構成された。同年、次のアルバムによりルーズさを与えるために、バンドは一連のジャム・セッションを行った。そこで生まれた作品が10トラックにまで絞り込まれ、2004年の7月に「The Tipping Point」としてリリースされた。Mobb Deep、Young Gunz、Jean Graeらを特別ゲストとして招いたマンハッタンのウェブスターホールでの2004年のコンサートは、2005年初旬に「The Roots Present」としてCDとDVDの2つのフォーマットでリリースされた。さらにその年の終わりに、レアな音源を集めた「Home Grown! The Beginner's Guide to Understanding the Roots」が2巻発売された。翌2006年には、Def Jamでの最初のアルバム「Game Theory」が続いた。

~ John Bush, All Music Guide

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BETA 98AD/Cマイクロホンは、タム、スネアー、パーカッションなどの楽器用に設計されています。BETA 98AD/Cは、スムーズで自然なレスポンスを持ったミニチュア・カーディオイド・コンデンサー型マイクロホンです。